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ウェイン・ワン

ウェイン・ワンは香港生まれの映画監督。

香港に生まれ、アイルランド系のイエズス会宣教師の学校で基礎教育を受ける。カリフォルニア大学で学ぶために渡米し、卒業後に香港のテレビ局に就職するが、香港のシステムが肌にあわず再び渡米しサンフランシスコに移住。初期の低予算で作られた"Chan Is Missing"や"Dim Sum: a little bit of heart"が高い評価を得た。

1995年の『スモーク』でベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)、2007年の『千年の祈り』でサン・セバスティアン国際映画祭金貝賞(最高賞グランプリ)を受賞している。

作家のポール・オースターと親交が深く、『スモーク』と『赤い部屋の恋人』では共同で脚本を書き、『ブルー・イン・ザ・フェイス』は共同で監督している。

妻は1976年度ミス・香港に選出されたこともある、香港の女優で1991年に芸能界を引退したコラ・ミャオ。現在は夫婦で米国ニューヨークもしくはサンフランシスコ在住。

 
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